震災時、もちろん平日なので仕事中でした。
突然、会社の人の携帯が「緊急エリアメール」を受信した音が。

みんなで、「あ、どこかで地震あったのね。そろそろ揺れるかね~。」などと、余裕かまして話してました。

ちょっと「トン」な感じの縦揺れの後、ゆらゆらと横揺れ。

いつもくらいの揺れよりちょっと大きいくらいだったので、「今回は大きいね」と話していたのですが、なかなか揺れが収まらず、しかもだんだん揺れが大きくなってくる。

・・・さすがにちょっとみんなが不安になってきた頃に・・・

さらに大きな揺れ!!

本部長が、「みんな机の下に入れ~!!」といっているのを横で聞きつつ、みんなパソコン本体やディスプレイが倒れそうになるのを必死で抑えてました。

揺れが収まって、ふと周りを見ると・・・

図面が散乱

机の横に積み上げてあった、書類なんかが完全に崩れてました。
他の被害が無いかとあちこち見て回った結果・・・
給湯室のガラスコップ6個破損、応接室の掛け時計落下して破損、設計部のパソコン一台が落下(でも、無事)。
下のフロアーではガラスケースに飾ってあったNゲージが数個破損。
社長室などに置いてある水槽の水が2/3程床にぶちまけられて大変なことに・・・。
倉庫ではビス類が棚から落ちていろんな種類がごちゃ混ぜになってしまい皆で、ブルーな状態。

被害の状態を大体把握し、テレビをつけるといろいろ大変なことになってました。
皆の無事が心配だったので、とりあえずツイッターで自分の安全報告。
携帯はまったく通じない状態だったので、ばーちゃんと旦那にメールをしつつ、自宅へ電話を入れてみました。
数回のコールの後、ばーちゃんが出て、とりあえずネコを籠にいれていつでもすぐ外に逃げられるように玄関前で待機していたそうな。
子供たちのことはとりあえず2件隣の娘の同級生のお母さんにお願いして迎えに行ってもらったそうで、安心。
現場で繋がったところやメール連絡がついたところから無事の報告が次々と。
茨城県ひたちなか市の現場にいた人は津波が来るという警報で非難したとの連絡があったり、仙台の方へ出張していた方からは「死ぬかと思ったけど、無事」との報告で、ひとまず危ないと思われた現場の安否は確認できたので安心。

そうこうしているうちに旦那からの無事メールも来たので、後は自分がどうやって帰るかの心配をしました。
もちろん、電車は完全に止まってます。2時間以上経過しても動く気配なしなので電車は諦め。
自宅方向へ向かうバスは無いのでダメ。
幸いなことに同じ市内に住んでいる同僚が2人いて、一人は車通勤なので最悪会社の車を借りるか、車通勤の方に乗せていってもらえるのでなんとかなる。
どうしてもダメなら歩きだな~と、グーグルマップで会社から自宅までの徒歩ルートを検索中、車通勤の方が帰社。
開口一番、「着替えてくるから、ちょっと待っててね。」(もう、乗せて帰ることを考えていてくれたようです)

おかげさまで、普段の帰宅時間とそう変わらない時間に自宅へ戻ってくることが出来ました。